狩猟犬の中でも、獲物に直接攻撃をすることで狩の手伝いをする犬種の総称を「直接狩猟犬」と言います。 例えば紀州犬は、猪のかかとを攻撃し、猪の動きを鈍らせたところで猟師が銃で狙う、という狩りの手伝いをします。
特徴は、慎重で警戒心がありますが、仕事に対するプライドが高くその時は勇敢さを持ちます。なにより粘り強いのが特徴です。
また、獲物を直接攻撃するため、反撃に対する反応が求められるので、機敏性においてはほかのどの犬種よりも優れていると考えられます。慎重さがあるため無駄なことを嫌う性質が、運動能力の高さを隠していますが、上手に教えることでスポーツドッグとしても活躍できます。
番犬のイメージのまま育てますと、警戒心が伸びてしまい攻撃的になってしまうことがありますので、体罰のしつけは避けるべきです。しかし粘り強さに飼い主さんが負けて、犬の主張を通し過ぎると、飼い主の教育を受けようと言う意識が少なくなり、人間社会に適応できなくなることも。
子犬の時に、良いことは良い、許可できない事は許可できない、と粘り強く教えてあげる必要があります。
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