エクストリーム体験講習会とは?
エクストリーム体験会は、ドッグスポーツに全く触れたことのない飼い主さんのための初心者向けイベントです。インストラクターによる親切丁寧な指導が受けられる講習会、リードの着用はもちろん、苦手な障害のパスも可能となっている模擬競技会など、初めての方でも楽しめる運営で大人気です。
ドッグスポーツはうちの子には向いてない! という方も、愛犬と公園に出かけるような気持ちでご参加してみてはいかがでしょうか。
体験会ルールと使用機材
体験会用特別ルール
体験会では、なるべくたくさんの方に完走していただけるように、本戦に比べてルールをやさしく設定しています。
例えば、リードの着用を可能にしたり、本戦では失格に該当する項目のほとんどを加算ポイントで対応しています。初めてご参加された方が、リードをつけて初チャレンジ初完走することもしょっちゅうです。ぜひ参加してみてくださいね!
(1)リードの着用可能
模擬競技会はリードを持ってご参加いただけます。
※リードを着けたうえで、一度もリードを持たずにゴールした場合はノーリード部門となります。
(2)障害物のパスが可能(ペナルティポイントあり)
障害物のパスが可能です。ただしペナルティポイント30ポイントが加算されます。
※クリアーしていない障害があるのにゴールした場合、不通過の障害を全てパスしたとみなします。
(3)犬への接触可能
スタート後、犬に故意に触れた場合、本来は失格ですが、特別ルールではノーペナルティとなります。
(4)複数人でのトライ可能(ペナルティポイントあり)
1人1頭が基本ルールですが、競技中にご家族や友人の補助を受けられます。ただしペナルティポイント30ポイントが加算されます。
失格事項表
場外/ネットで囲まれたエリアの外に出た時。
タイムオーバー/制限時間内にゴールできなかった場合。
乱入/ほかの犬の競技中に、理由に限らず、愛犬がフィールドに侵入し、競技の進行を妨げたと認められた場合。
反・動物愛護精神/動物愛護精神に著しくかける行為が認められたとき。
体験会で使用する機材一覧 総合部門
スタート
スタート台にワンちゃんを一度制止させてからスタートします。台の外から助走をつけることはできません。
柱の間にある赤外線の膜にワンちゃんが触れるとスタート。時計が動き始めます。
飼い主さんの手などが赤外線の膜に触れて時計が動き始めると、本戦では失格になってしまいます。
スロープ&スロープ
横から見るとアルファベットのAのような形の上り下り障害です。最高点は約1mで、この部分を通過すればクリアーとなります。
練習では、頂上から横に下りないように注意!
ハイウェイ
途中に約120度のカーブがある上り下り障害です。
最高点の高さが60cmのため簡単に見えますが、スピードが速くなると途中から降りる可能性が高くなるので、上達するほど難しくなる障害です。
マウンテン
高さ約1m20cmの上り下り障害です。初めてのワンちゃんには難関ですが、上り下りに慣れてしまえば意外とスイスイ。
本戦のマウンテンの最高点は2m70cmで一気にスケールアップし、人間用の補助台があるため、そちらにワンちゃんが登らないようにする練習も必要になります。
リング
ワンちゃんが輪の中をくぐります。難易度は低めですが、油断すると輪をくぐらずに横を通過してしまうことがあります。
トンネル
体験会では約3mですが、本戦では12mになり、入り口、出口そして中間地点が枠で隠れています。一瞬飼い主さんが見えなくなるため、ワンちゃんに「抜ければ飼い主さんが褒めてくれる!」と確信させてあげましょう。
ハードル/ビッグバー
ハードルは原則としてコース内に3台用意され、1台は通常の高さよりも10cm高く、ビッグバーと呼びます。各クラスの設定さは以下の通りです(単位:cm)
ミニチュア(20-20-30) / ミディアム(30-30-40) / オープン(60-60-70)
フラッグ
最大16本のバーを地面に垂直に一列に並べた障害。
最後の一本まで飛ばさずにバーの間を交互にすり抜けていきます。途中で飛ばしてしまうと、フラッグの最初からやり直しに! ただしリードつき部門は失敗したところからでOKです。
ゴール
スタートと同様、柱の間にある赤外線の膜にワンちゃんが触れるとゴールで、時計が止まります。逆走でのゴールは加算ポイントが付きます。本戦では、飼い主さんが赤外線の膜に触れてしまうと失格に。
体験会で使用する機材 ハイスピード
低いハードルを20台越え、スタートからゴールまでのタイムを競うシンプルな種目。
ハードルの設定は、ミニチュア・ミディアムクラスが15cm。オープンクラスが30cm。
写真は、オープンの設定(30cm)になっています。
使用するのは地区大会と全く同じ機材です。